マクガワン・トリロジー

7月15日のマチネにて観劇しました。マクガワン・トリロジーの感想を。

 

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ヴィクター(演:桃李くん)

松坂桃李くん存在感がすごくて、1部・2部・3部と同じヴィクターなのに、移り変わる心を見事に演じていて、違うヴィクターで本当に面白かったです。

1部では、殺人マシーンとして、登場シーンから、鞄を2階から投げ捨てたり、お菓子の袋を叩きつけてパーン!としたり、鉄の棒で殴ったり、ヴァン!ボン!パーン!と色んな音を鳴り響かせ、いちいちびっくりします。(観客の気持ちに一番近いであろうバーテンダーを演じていた文ちゃんがたびたびビクついていて可愛かったです。)

更に「この音楽好き!」とラジオから流れてくる音楽に身を任せて、自由奔放に踊るヴィクターは、ほんと、狂ってるし、圧巻の迫力。

あと、腰より高いカウンターにヒュイッ!と乗っかれちゃう、中の人(桃李くん)の身のこなしが軽すぎます。

2部・3部では、元カノや母と久しぶりに出会い、ヴィクターの人間的な心理が描かれています。1部のヴィクターがぶっ飛んでいたので、ヴィクターがこうも葛藤する姿はなぜか切ないです。

 

カテコでは、毎回頭を深々とさげた深い深~いお辞儀を見せてくれました。お辞儀のたびに手も一緒にさがり、体の柔らかさが存分に活かされておりました。座長お疲れ様でした。

 

原作者(シェーマスさん)

ところで、ロビーで開場を待っていたのですが、外人さんが付添人の方と一緒に入ってきて「にほんごわかるのかなー。」と思っていたのですが、パンフレットに掲載されている原作者さん(お写真が謎に色気だだもれでえろい)にそっくりで、開演前に座席で熟読していたら、ああああ!!となり、幕間に検索したら来!日!中!ご本人様でいらっしゃいましたか!

  • キャノンのカメラで構えて開演前の雰囲気を撮影したり
  • 中列で観劇されていたはずが、途中から5列前の席に移動したり
  • どう考えても関係者でなかったらはじき出される!!!^^
  • しかも幕間にはロビーに普通にいらっしゃる(そわそわ)
  • 観劇後には「今日も素晴らしかったです」「明日も会えますか?」と翻訳家の方と謎の会話をしておられました。え?連日通っておられる…?
  • 原作者さん、舞台大好きじゃんか!!!!
  • 後日、原作者さんを調べていたら、ツイッターのURLもマクガワン!内容もマクガワン一色!で原作者さんが愛しくなりました。
  • 看板撮影しているファンや、マクガワンネイルのファンのお写真とかあげていて、その中に私も体の一部が写っていて、良い記念です。
  • 演出の小川さんとメールでやりとりもしていて非常にマメな方だなと感じているのですが、そんな原作者さんのことを小川さんは

やさしく、心の豊かな人(パンフレットより)

  • と書いていて私もそう感じるしかなかったです。

 

桃李くんの舞台への思い

舞台の仕事には、一カ月以上かけて台本や役を掘り下げていくという、映像ではなかなか経験できない時間があります。(パンフレットより)

色んな視点から役を捉えてこうしようああしようと稽古していく準備期間を、こういう貴重な経験だと表現してくれる俳優さんは、役としっかりと向き合う時間も大切にしてくれているんだろうなというのが伝わってきて、なんだかこれを読めただけでもパンフレット買って良かった。と思ってしまいました。

他にもパンフレットには原作者のコメントや作品へのこだわり(音楽とか作品ができるまでの背景とか)が書いてあるので、公演前に熟読したことでより作品が楽しく観れました。最後のページは「アイルランドへ行こう!」でした。そうそう、公演終わったらアイルランド行こうと思ってたんだよね。ってちがうよ!アイルランドまでは行かないよ!笑

 

余談ですが、この桃李くんのインタビューのこの舞台と映像の違いのお話しとか、1年に1回ぐらい出演したいというところが、田中圭くんと同じで、途中まであれ圭くん出てたっけ?と錯覚してしまいました。

 

 

ヴィクターの世界観は複雑でしたが、その人間味のある葛藤が存分に楽しかったです。ありがとうございました。